2005年2月27日、送られてきた鈴木正博さんからのメールです。

<緊急!>馬場小室山遺跡(市有地)の二度にわたる破壊の件
 
さいたま市議会議員 岡まち子様、高柳としや様、とりうみ敏行様(FAX対応)
CC:日本考古学協会会長 → 埋蔵文化財保護対策委員会委員長 → 委員 各位
CC:埼玉県教育委員会 教育局文化財保護課様
CC:学術ボランティア各代表発起人(含ボランティアHP管理者) 各位
BCC:有識者 各位
 
 さいたま市在住の日本考古学協会会員 鈴木正博です。
 
 先般のさいたま市議会平成16年度12月定例会一般質問において、
教育長答弁で馬場小室山遺跡の史跡指定が前向きに検討されている旨
があり、少なくとも市有地は現状保存の措置が執られるものと思っておりました。
 
 しかし、5,500名の署名を集めた飯塚邦明様から2/26(土)に連絡が入り、
アイダ設計の言いなりに市有地の大木を伐採したり、重機で「環状盛土遺構」
の景観を破壊している状況が伝えられました。
 本日(2/27)、小生の方で現地視察を行い、市有地への重機の痕跡や大木
の切り株などを確認してきました。
 
 これまで馬場小室山遺跡の問題については保存に向けての倫理と破壊の
真相解明を果たすべく、既に「プロジェクトZero」については方針をご報告して
おりますが、今回の事態についてもそれに従い、別添ファイルの通り、第2弾目
の教育長宛の要望書を作成し、先程FAXかつ投函しましたので、ご承知おき頂きたく。
 
 さて、さいたま市議会における教育長答弁が目を覆うようなひどいレベルの内容であり、
そのような文化財保護の理念と現実を無視した答弁を作成したのは日本考古学協会員
では無いと信じておりますが、そのプロセスを覆い隠す罪はかなり重く深いものでありました。
 
 しかし、日本考古学協会員の立場からは、さいたま市教育委員会職員にも是非とも文化財保護
の重要性と保護活動の意義を理解させる必要がありますので、何卒よろしくご支援ご協力賜りたい。

                                         以 上


添付ファイル

2005年2月27日 馬場小室山遺跡の史跡指定予定地(市有地)緊急破壊の件(要望書


もどる
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送