空撮 長谷部貝塚 (1974年)
千葉県千葉市緑区平山町字主理台
 
国土画像情報(カラー空中写真)(c)国土交通省 (1974年国土地理院撮影)  撮影縮尺 1/8000 400dpi 赤貝層・貝殻散布地は推定
  
マウスポインターが写真にふれると、
貝層規模イメージマークが現れます。
  蘇我(北東) 国土地理院 1/25000 
北緯35度34分9秒,東経140度11分32秒


  • 「はそべ」または「はせべ」かいづか。別名主理台貝塚。
       

  • 支川都川。平山支谷を北に見る台地上、傾斜面に所在。西に細い谷が入り込む。
      

  • 貝層の規模は、東西約200m。南北約150m。馬蹄形という。
      

  • 縄文中期・後期。
      

  • 1959年発掘調査。1960年6月3日に千葉県の史跡に指定されている。しかし全域がゴルフ場になっており、一般の立ち入りは許されていない。立ち入った者によれば、地表から貝層分布を把握することは困難な状態という。詳細は不明である。  
     

  • 学史上、千葉県の貝塚で最初に登場する貝塚としても重要である。1881年、井沢三郎が道路修築工事で貝殻が多量に搬出されるのを目撃して、搬出地を突き止め、貝塚であると判断。数日後に長谷部貝塚の現地周辺を踏査・聞き取りした(発掘したかどうかは不明)。このとき、台畑貝塚六通貝塚も発見された。同年、12月この件が加部厳夫により報告された(千葉県教育委員会1983)。
     

  • 北対岸は平山城である。字名「主理台」は、重臣の屋敷跡があったことに由来するという。

※空中写真は本来的に歪みがある。

※貝層規模イメージマークの位置・形態・大きさは遺跡地図等の情報からの想像である。

                                             
(参照)

千葉県教育委員会1983 『千葉県所在貝塚遺跡詳細分布調査報告書』。

千葉市教育委員会1962 「主理台貝塚」『千葉市の文化財』。

■ちょっと寄道  http://www.sodegaura.co.jp/yorimichi/yorimichi.html 
 


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