井野長割遺跡  環状盛土遺構

その1 東側 東端からの景観

 

 

 

 環状盛土遺構の東端(→概念図)から中央窪地の方向つまり西を見た約180度の景観である。

 ドーナツのような高まりの地形を感じてもらえるだろうか。撮影地点は、ちょうど南のマウンド1から長く延びた尾根状の高まりと、北東のマウンド2の高まりが途切れた箇所にあたる。環状貝塚の「開口部」にあたるといえようか。背後は南北に伸びる東側の谷である。谷は中央窪地方向に向かって現状よりもさらに入りこんでいたようであるが、案内役の方によると、縄文人たちはそれを埋め立て環状の高まりをつくった、ということらしい。足元はもともと谷ないし谷に向かう斜面だったのだが、縄文人の土木工事のおかげで平面ができ、こうして立っていられるというわけである。それはともかく、たいへんな労力を必要としたと思われるがいったい何のためだったのだろうか。最近の調査により、東側の谷は後期から晩期の縄文土器を含む土により埋め立てられていたことがわかったという。中央窪地から外側にむかって図式的にいうと以下のようになる。

 中央窪地・・・住居址は見つからない。

 環状盛土・・・下から住居址が見つかる。

 環状盛土の外側・・・住居址が見つかる。大量の後期から晩期の土器捨場。土器塚。

 東側谷・・・後期から晩期の縄文土器を大量に含む土による埋め立ての跡。

なおマウンド2の先の東側谷へ降りる斜面からは2〜3センチのシジミばかりの貝塚が発見されている。

・正確な情報は、財団法人印旛郡市文化財センター などからの情報でご確認ください。

(参考文献)財団法人印旛郡市文化財センター 「井野長割遺跡現地説明会資料」2003年8月23日(第8次調査)そのほか小倉和重氏執筆調査結果説明ページ

 

井野長割遺跡(佐倉市)メニュー

 

環状盛土遺構概念図  
1/25,000地形図:

佐倉(北西)

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■井野長割遺跡の位置・・・ユーカリが丘駅北西約1km。井野小学校とその東隣の山林付近一帯。
■環状土盛遺構の中央窪地中心の位置・・・「ユーカリが丘6丁目」の「ユ」の字の上付近。北緯35度43分47秒,東経140度8分50秒(これは目安です)。

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