千葉県の城郭資料 | |
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― 支川村田川左岸・市原市犬成湯武倉ー
犬成城
(1)概要と馬出(第2郭)
■概要
市原市犬成字湯武倉所在。多くの城郭研究者から高い評価をえている城郭である。→空撮 犬成城(1974年) (注)「湯武倉」は読める人は少ないだろう。難解な当て字だが、「ゆーがや」と読む。「要害」(ようがい、千葉ではしばしばゆーげぇとなまる)に由来すると考えられる。地元住民もそのように理解している。なお「犬成」は現在、漢字の表記から「いぬなり」と呼ばれているが、古い住民は「いんなり」と呼ぶ。
(注)落合忠一氏は、千葉一族の椎名三郎胤光の孫、醍醐次郎胤玄が上総市東に居住との記事に着目し、醍醐次郎胤玄との関連を考えていた。その系譜は、千葉常重−椎名六郎胤光−胤高−醍醐次郎胤玄 であり、醍醐次郎の活動時期は鎌倉期と考えられる。犬成城の最終的な形態と、醍醐次郎と直接むすびつけるのは、時期的に無理があるのはもちろんであるが、犬成城成立の背景として、付近に散在する石塔類や鳥越塚の存在と考えあわせると、興味深い観点である。 |
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■馬出(2郭)
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小高春雄1999 『市原の城』 小高春雄発行。
千葉県文化財センター1998 『第376集千葉県埋蔵文化財分布地図3−千葉市・市原市・長生地区(改訂版)− 』1998年6月。 |
1/25,000地形図: 海士有木(北東) |
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YAHOO 地図情報 | 寿福寺の南東約500mの箇所です。 |
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