2006年2月12日(日)

学習会&遺跡めぐり 

縄文時代の市原市−千葉市とのちがい−

― 千葉県市原市能満・国分寺台・西広 ―

(参考) 
 ■遺跡めぐり・学習会のお知らせ  
 
(コース)
 市原市埋蔵文化財センター→市原市役所→祇園原貝塚西広貝塚・標柱前廣神社
 →(山倉古墳群跡)→(山倉八郎作古墳群)




市原市埋蔵文化財センター
▲市原市埋蔵文化財センター
 集合場所。
▲展示室 ▲埋蔵文化財センターの調査研究j活動の説明
▲展示された遺物について説明を受ける
▲イノシシ土製品
 複製。千葉市内での発掘例はまだないようで、市原に特徴的な遺物。笑っているように見える。人気者です。美味そうだと言ってる人もいましたが。
西広貝塚貝層断面。
 西広貝塚は、全面発掘された全国でも稀有の環状貝塚です。その膨大な資料がこのセンターに保管され、今なお研究が続けられているのです。
▲遺物を手にとって見る。
 センターに保管されている祇園原貝塚・西広貝塚の貴重な資料を拝見しました。 何十年も前に発掘された資料について、小魚の骨を一本一本拾っていくような、緻密な研究が地道に続けられていることにも感動。
市原市と千葉市の違いについて、講義を受けました。  ▲古代の官道跡(297号線のやや左)
 センターを後にして、市役所方面へ。昼食後、国分尼寺隣の祇園原貝塚を見学します。
祇園原貝塚
▲祇園原貝塚
 後期の環状貝塚。
祇園原貝塚
 土器片を敷き詰めた道路跡も検出されています。
祇園原貝塚・神社付近の貝殻散布状況
国分尼寺跡
 祇園原貝塚は国分尼寺跡と重なっています。国分寺台周辺は、弥生・古墳・奈良・平安・中世と重要遺跡がたくさんありますが、今回は縄文に絞っているので、国分尼寺など縄文以外はパス。
西広貝塚跡へ
西広貝塚跡
▲西広貝塚跡から養老川を見る 
 千葉市民にとっては「大河」。この景観は感動ものです。建物にさえぎられて垣間見られる程度ですが。西広貝塚人が目にしていた景観が想像されます。
▲「千葉県重要遺蹟西広貝塚」の標柱
 中期末〜晩期の環状貝塚です。全面発掘されすっかり住宅街になっています
▲前廣神社
 西暦868年、『日本三代実録』にその名が記録されている由緒ある神社です。西広貝塚はこの神社の北側背後に位置していました。
▲前廣神社
 この神社の付近だけ従来の地形をかろうじて残しており、また貝殻散布が見られます。西広貝塚の存在をうかがうことができるという点でも、大切な場所です。
▲住宅街の一画でみつけた西広貝塚の痕跡
市原市埋蔵文化財センターの先生、ありがとうございました。
ダイナミックな市原市の遺跡にも感動。またお邪魔します。
ワイワイグッチさん撮影の写真を一部使用させてもらいました。


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