2012年07月8日受信メール  ★

 ★★申込み期限が7月25日(水)変更されました(7/9)。

                                2012年 7月 吉日

パブリック・アーケオロジーに関心のある各位

「馬場小室山遺跡研究会」事務局

「馬場小室山遺跡フォーラム」第55回ワークショップ開催の件

 

3・11東日本大震災から1年と4か月が過ぎた現在、 復旧・復興の現状

(6月初旬調査結果) に思うところがあり、NPO「野外調査研究所」に

主催のご協力を得、今年の夏は熱中祭の趣旨を鎮魂祭に改めます。

すなわち、三陸の被災地に今後のあるべき姿を学ぶべく、 「見沼文化」

2012鎮魂祭 は「ワンダートラベラー山田湾まるごとスクール」として鎮魂の

旅を共催します。

さて、日常のワークショップ活動も継続します。鎮魂祭の趣旨を受け、

昨年のサイエンス・スクエア以来「 鎮魂の考古学 」を標榜します。そこでは

馬場小室山遺跡の 人面文土器「ムロさま」 について新たな研究枠組みを

構築したいと思います。その場合に 突起土偶「オムちゃん」 はどのように

考えられるでしょうか? 鎮魂と異なる、むしろ生命力を高める役割がふさ

わしく思われることから、「 繁栄の考古学 」になるかもしれません。

このように3・11以後は「 第3の道具 」に代表される非日常の象徴的認知

問題と対峙し、形態学から製作者側の認識へと接近し、観察視点や比較

対象の検討からこれまで見逃してきた新たなる課題を見出し、 表面的な

変化と内面的な無変化の相互関係 に迫ることを目指したいと思います。

さて、その第一弾として 「やちくりけん」主催 による噂の「縄文の丘」訪問

に便乗し、 共催 の立場からは土偶を作り手から考えるというワークショップ

として活用し、さらには馬場小室山遺跡の後晩期集落と共通する超有名

な神社遺跡について「とある視点」からの疑似体験を提供します。

つきましては下記の通り、 第55回ワークショップ の開催をご案内します。

参加希望の方は配車などの準備がありますので、 7/25(水) までに

「さわらび通信」或いは鈴木正博宛メールにてご連絡頂きたく、

よろしくお願いします。

 なお、今年は野外調査研究所が秩父のジオパーク認定を記念したイベ

ントをさいたま市でも開催するに当たり、「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォ

ーラム」に共催依頼が来ており、これまでの経緯からも協力したく思います。

未来遺産・見沼たんぼプロジェクト推進委員会 」への参加を始めとして、

今年は「共催」を「人間関係の創造」の機会とする年になりそうです。

 

―記―

 

1.日時 : 201  8 5日()  10〜1  

 

2. 集合時間/場所 :  10:00 京成佐倉駅集合

 

3.活動内容 : 

3−1.印旛沼周辺の展示施設巡検

      (1) 印旛郡市埋蔵文化財センターの見学

    (2)「 縄文の丘 」(八街市)で戸村正巳氏の作品鑑賞

 

3−2. 映像考古学と学習会(於:勝田台七丁目公会堂)
(1)馬場小室山遺跡から観た大宮氷川神社の社叢について

(2)土偶の要件とは何か、 「五体不満足土偶」について

 

3−3.その他

 ・2012年度の行事予定や情報交換 等

以 上


 ★★申込み期日が8月5日(水)から7月25日(水)変更されました(7/9)。

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