2011年06月12日受信メール
2011年 6月 吉日 パブリック・アーケオロジーに関心のある各位 「馬場小室山遺跡研究会」事務局 「馬場小室山遺跡フォーラム」第50回ワークショップ開催の件
「見沼文化」2011復活祭(5/29(日)13:00-14:00)は日本考古学協会 のポスター発表会場でしたが、蕨俊夫氏撮影の以下の写真でお分かり頂 けますように、パブリック・アーケオロジーがテーマのため、馬場小室山遺跡 に関心の深い市民の方々がご参集下さいました。お蔭をもちまして写真右 側ポスターも含めた特製のA4版カラー8頁の『みぬまっぷ特集号』が在庫 切れとなる人気でした。皆様方のご参加とご支援に深く感謝します。 さて、東日本大震災から3ヶ月、生命の危機から生活・健康の心配へ、 そして復旧遅延がもたらす人生の不安などへ、と徐々に復興までの困難で 長く遠い道程が表面化してきました。 物理的物質的な緊急復旧も努力が続けられていますが、新たに地域の コミュニティ文化的な、あるいは個々人の精神的な領域へと復興の意義が 問われ、これまで以上に地域文化への対応と個々人へのきめ細かい配慮 が求められています。 このような状況下における企画として、馬場小室山遺跡が子供たちの力 になれそうなテーマを検討しています。夏休みに「見沼文化」2011熱中祭 として子供たちと一緒に自然災害を乗り切り今に伝えられた縄文人の顔に ついて、特に和らいだ表情の「ムロさま」を対象にして、どのような意味が込 められているか、いろいろと想像をめぐらす時間を共有したいと思います。 つきましては熱中祭の準備を中心に第50回ワークショップを下記の通り 開催します。参加希望の方は資料などの準備もありますので、 6/15(水)までに「さわらび通信」或いは鈴木正博宛 ご連絡頂きたく、よろしくお願いします。 尚、先日、別件の打ち合わせに居合わせた某新聞社の女性記者から、 今年は5/4のクリーンアップ大作戦はどうされたのですか?と質問されまし た。気にして頂いて恐縮しましたが、嬉しい一時でした。
―記―
1.日時 : 2011年 6月19日(日) 10:30〜16:30
2.集合場所 : 三室公民館 2F 和室 ★さいたま市のHP掲載 さいたま市緑区三室1946-5 phone:048-873-2594 東浦和駅より馬場折返場行き国際興業バスで「松ノ木」下車、 北宿通りに向かって西(左)へ徒歩10分(文殊寺の隣!)。 3.活動内容 : 3−1.「見沼文化」2011熱中祭の準備(依頼事項:油性マーカ持参) ★「見沼文化」2011熱中祭について ・日時:7/29(金)〜7/31(日) 10:00〜16:00 ・場所:国立科学博物館/サイエンス・スクェア企画展示室 ・テーマ:縄文の祈り ―「見沼文化」三千年前の顔はみんなの願い!― (1)ワークショップ内容 ・マーカーで「ムロさま」のプラ板作成指導員の養成講座 ・展示用プラ板の作成(5枚/1人) (2)検討事項 ・ポスターの作成や当日運営の役割分担などボランティア活動
3−2.「見沼フィールド・ミュージアム構想」としてトランク・ミュージアムの企画検討 ・毎年5/4のクリーンアップ大作戦で「青空考古学教室」を開催し、 市民の方々と馬場小室山遺跡の勉強を続けてきましたが、今後の 「見沼フィールド・ミュージアム構想」の一環として移動型の「いつでも どこでもだれにでも馬場小室山遺跡博物館」を企画予定。 ・2010年の「青空考古学教室」に活用しました土偶や土版が栃木県 立博物館の秋の企画展に展示予定。馬場小室山遺跡では市民の 方々が自由に手に取れましたが、博物館ではガラス越しです。
3−3.その他 (1)「見沼文化」2011収穫祭(11/13):日程は決定。テーマ検討中。 AM「顔晴れ、東北!−馬場小室山遺跡からのエール−」(仮題) PM:飯塚邦明コンサート(さいたま市文化センター:南浦和駅7分) (2)「ムロさま」(縄文時代晩期)と「オムちゃん」(縄文時代後期)、漆工 芸定着(縄文時代前期から中期)、をこれまで主な研究テーマと してきましたが、これからは見沼たんぼにおける「米つくりのルーツ」 である弥生時代の「見沼文化」研究、並びにと1万年前の「見沼文 化」(縄文時代草創期)研究もメインテーマとします。 (3)情報交換会も「ワイン・アーケオロジー」として行います。 以 上 |
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