2011−1−23(日) 

於:東浦和公民館

参加各位                                          「馬場小室山遺跡研究会」事務局

馬場小室山遺跡フォーラム」第48回ワークショップ

【パブリック・アーケオロジー入門】

馬場小室山遺跡を形成した「見沼文化」(人類活動と環境変遷)の追及、そして未来への展望と継承

1.【報告】「見沼文化」2010熱中祭&収穫祭の総括:パブリック・アーケオロジーの現在

1−1. 三室中学校への出前講座から校内研修会、そしてさいたま市教育委員会研究指定への道

(1)中学校生への授業2回実施

2年選択「小室山遺跡に学ぶ」(20091027日):講師(飯塚邦明氏・井山紘文氏)

・1年総合「馬場小室山遺跡に学ぶ」(2010年4月20日):講師(飯塚邦明氏)

(2)三室中学校・校内研修会(校長・教頭を含む教諭43名)

「見沼文化」熱中祭としての対応(2010年8月20日):講師(井山紘文氏・鈴木正博)

(3)平成22年度さいたま市教育委員会研究指定・研究発表会(20101116日(火))

・【研究主題】『我が国や郷土の伝統、文化について理解を深め、尊重する生徒の育成』

・【道徳 学習指導案】「馬場小室山遺跡に学ぶ」第1学年7組 佐藤 宏教諭

1−2. (仮称)見沼基本計画<素案>へのパブリック・コメント結果

・<素案>の見沼田んぼの歴史に馬場小室山遺跡を記載することに賛同頂いたのは大きな成果!

・さいたま市見沼田圃基本計画フォーラム(2011年1月31日(月)1800〜)の開催

1−3.「見沼文化」収穫祭「見沼と秩父の基層文化フォーラム」(10/11)の総括

(1)広報(今回はチラシの折り込み配布やハガキによる案内は行わず、公民館への掲示と配布のみ)

・開催記事は開催前日の10/10に埼玉新聞朝刊に掲載。議会開催期間は記者との日程調整が困難。

・広報成果が期待できないにも拘わらず、80名の参加で充実したフォーラムとなった。

(2)当日運営の課題

・午前中に参加者からの質問を受け付け、午後は時間の関係で質問を活かすことができず、猛反省!

(3)会計報告(実行委員会の皆様には過分なご厚志を頂戴し、感謝!感謝!)

・会計担当の報告にある通り単独年次では黒字となったものの、2009年度から開始した第2期市民フォーラムとしての累積赤字解消にはもう一歩。単独年のコラボレーションとしては大成功!

(4)NPO野外調査研究所とのコラボレーション成果

・「秩父まるごと博物館」と「見沼フィールド・ミュージアム構想」は共通点が多く、特に実際に事業としての運営は大いに参考にしたい。おまけとして1234の「秩父夜祭」見学を検討。

・吉川國男(2009)「地域遺産をどう生かすか―秩父全体を博物館に―」『遺跡学研究』6号の学習。

2.【報告】「見沼フィールド・ミュージアム構想」推進状況:パブリック・アーケオロジーの将来

(1)見沼フィールド・ミュージアム勉強会(1/17):当日発表オリジナル資料は別添

・大田堯実行委員長宅にて月に1回勉強会が行われており、今回は年末に急遽「見沼田んぼ周辺地域における遺跡保存の現状と課題」とのテーマ指定での発表依頼に対応した。対象はパブリックであるため、恒例の浅野光彦氏作成ビデオを導入とし、五十嵐聡江氏がパブリック・アーケオロジーの紹介、鈴木が遺跡保存の「こころ」と「すすめ」など簡単に纏めた。

(2)ユネスコ「未来遺産」登録に向けて百人委員会への参画

・前回の勉強会は見沼田んぼをユネスコ「未来遺産」にする活動。馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラムも世界遺産専攻の五十嵐聡江氏を擁しており、立ち上げから関わることにした。

3.【マネジメント】「見沼文化」2011復活祭&感謝祭の検討:パブリック・アーケオロジーの計画

(1)「見沼文化」2011復活祭(4/3(日)?)の日程調整

・昨年はお花見最盛期と遭遇し、明治大学博物館友の会様ご一行に見沼田んぼの桜を満喫頂いた。

・【みぬまっぷお散歩コース】「海道をゆく―海進ロードでたどる馬場小室山遺跡―」のお披露目。

・次は「貝道をゆく―貝塚ロードでたどる馬場小室山遺跡―」を作成・検証予定。

(2)「見沼文化」2011感謝祭(5/4)の企画と日本考古学協会ポスター発表(5/29)の周知

・毎年5/4(みどりの日:大安)に実施予定。馬場小室山遺跡の解説と「青空考古学教室」を検討。

馬場小室山遺跡とパブリック・アーケオロジー研究(第三章) ―未知なる「見沼文化」への憧憬と知の革新―

以 上

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