2008年09月30日受信メール

2008−09−30(強制終了日:馬場小室山の日)

馬場小室山遺跡とパブリック・アーケオロジーに関心のある各位

「馬場小室山遺跡研究会」事務局

 

  「馬場小室山遺跡研究会」第40回ワークショップ開催の件

 

さる9月12日、ワークショップ常連の橋本敏朗さんがお亡くなりになりまし

た。享年60歳、第二の人生を考古学でおくれることを楽しみにされていま

した。ここに謹んで哀悼の意を表したいと思います。

さて、第5回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」(10/19)が目

前に迫ってきました。今回のテーマは「見沼のめぐみと交流」ですが、これ

は決して縄文時代だけの話ではありません。

現代にとって馬場小室山遺跡こそがまさに「見沼のめぐみ」を示す確た

る歴史的な証拠です。そして、馬場小室山遺跡に集う方々によって間違い

なく「見沼のめぐみ」として後世に継承されていきます。

このように、馬場小室山遺跡は地域アメニティを創造するための新しい

「交流の場」となり、史跡のあるべき姿として地域に甦るモデルとなります。

また、同時に過去−現在―未来を繋ぐ持続可能な「交流の時間」としても

共有してきました。参加者がそれぞれに百年先の馬場小室山遺跡を考え

る楽しみは多様であるべきで、それが未来を切り拓く原動力になります。

パブリック・アーケオロジーの理念と実践を2004年10月1日(強制終了

日となった9月30日は「馬場小室山の日」)からこれまで考え続け、また、

その都度試行錯誤を繰り返しつつ、多くの方々のご協力の下に実践を積

み重ねてきました。ここに漸く5年目の節目に当たり、その成果を冊子に

纏めることができました。

今回の冊子には第1回めの「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」で

配布しました少数部数の手作り資料の中から、後世に残すべき活動記録

も転載しました。常に初心に帰る必要があるからです。

さて、記念すべき第40回となるワークショップですが、実行委員会の

方々と市民フォーラムの準備を行なうとともに、これまで印刷日程の都合で

冊子が当日配布となってしまい、しかも当日は持ち場がありじっくりと目を

通すことができなかった反省を踏まえ、現在印刷中の冊子をワークショップ

でお配りしたいと思います。

つきましては、第5回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」の準備を

兼ねた第40回ワークショップを下記の通り開催しますのでご案内します。

参加ご希望の方は、冊子や道具などの準備の都合がありますので、

10/9(木)までに「さわらび通信」或いは鈴木正博宛必ずご連絡頂

きたく、何卒よろしくお願いします。

 

―記―

 

1.日時 :2008年10月13日(祝・月)  10:30〜16:30

2.場所 : 三室公民館 1F 第1会議室(午前)、講座室(午後)

さいたま市緑区三室1946-5

phone048-873-2594
東浦和駅より馬場折返場行きバスで「松ノ木」下車、

北宿通りに向かって西へ徒歩10分(文殊寺の隣!)。

3.活動内容

3−1.「ムロさま」着装用貝輪の製作(第3回)

・「貝輪工房」に相応しい雰囲気作りと運営のために徹底的に

貝輪製作を試行し、縄文人に負けないよう磨きをかけます。

試作品で工房らしさを徹底的に準備したいと思います。

3−2.土製耳飾の展示コーナーについて

・加曾利貝塚博物館友の会のワイワイグッチさん(ハンドルネ

ーム)にお願いしました実験考古学の成果をお披露目します。

3−3.第5回冊子の配布と解説

・パブリック・アーケオロジーの到達点を解説します。

                          以 上

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