2008年08月04日受信メール

                                2008−08−吉日

馬場小室山遺跡とパブリック・アーケオロジーに関心のある各位

「馬場小室山遺跡研究会」事務局

 

  「馬場小室山遺跡研究会」第38回ワークショップ開催の件

 

今年の第5回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」は添付ファイル

にてご案内のように10月19日(日)に決定しました。ご予定に入れて頂け

れば幸いです。

そこで、「見沼のめぐみと交流」というテーマのもとでいよいよ本格的な準

備が始まりました。馬場小室山遺跡の調査後に文化層の投棄によって形

成された第2遺跡からは製塩土器が少なからず検出されており、海との強

い結びつきが検討されています。

周辺遺跡を渉猟すれば、馬場小室山遺跡の南側には石神貝塚・安行

猿貝貝怩ネど、北東側には真福寺貝怩ネど、東側には旧庄和町神明貝

怩ネどの後晩期貝怩ェ取り巻き、オオツタノハ・ベンケイガイ・サルボウなど

の貝輪やタカラガイ製品などが検出されています。これらの貝製品は間違

いなく馬場小室山遺跡にももたらされていたはずです。

そこで前回は「オムちゃん」に漆工芸職人を象徴させて漆工芸をテーマ

に設定しましたが、今回は縄文時代晩期の「ムロさま」に焦点を当てて馬場

小室山遺跡の素晴らしさを「見沼のめぐみと交流」を探ることによって甦ら

せたいと思います。

つきましては、早速「ムロさま」が着装するのに相応しい貝輪を製作した

く、第38回ワークショップを下記の通り開催しますのでご案内します。

参加ご希望の場合は、8/8(金)までに「さわらび通信」或いは

鈴木正博宛必ずご連絡頂きたく、何卒よろしくお願いします。

 

―記―

 

1.日時 :2008年8月10日(日)  10:30〜16:30

 

2.場所 : 三室公民館 1F 研修室

さいたま市緑区三室1946-5

phone048-873-2594
東浦和駅より馬場折返場行きバスで「松ノ木」下車、

北宿通りに向かって西へ徒歩10分(文殊寺の隣!)。

 

3.活動内容

3−1.「ムロさま」着装用貝輪の製作

・今回の市民フォーラムでは【市民交流コーナ】に「貝輪工房」

を設営し、希望者には貝輪の製作を体験して頂きます。

貝輪工房に相応しい貝輪の準備をします。

・貝輪の素材は外房の打ち上げ貝のベンケイガイ、打割用の

川原石も外房採集のもので、事務局で準備します。

3−2.「みぬまっぷ」の検討

・「ムロさま」の晴姿を復元し、装備品の検討から「見沼のめぐみと交流」

  に相応しい「みぬまっぷ」の検討を行います。

3−3.見沼をのぞんだ「漆アグロフォレストリ」計画集落の構成

・「見沼のめぐみ」では見沼の環境に適応した縄文むらの繁栄

について、漆や栗などの管理栽培も含め、

縄文人←→動物←→植物←→縄文人

の食物連鎖をベースに「漆アグロフォレストリ」による計画集

落の構成を検討します。

                          以 上

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