2007年08月19日受信メール
2007−8−吉日#2 HP管理者各位 (BCC:馬場小室山遺跡と「見沼文化」に関心のある各位) 「馬場小室山遺跡研究会」事務局 「馬場小室山遺跡研究会」第28回ワークショップ開催の件 残暑お見舞い申し上げます。 早速ですが、前回のワークショップでは第4回「馬場小室山遺跡に学ぶ 市民フォーラム―「見沼文化」と漆工芸―」(10月8日(祝))のテーマに沿っ たマスコットキャラクターの成長を、考古学の地域研究面から分析し、 第4回目という期待にどのように答えるべきか、の検討を行いました。 その結果、大宮台地における「加曽利B1式突起土偶」の代表的な形 態である「オムちゃん」が成長した新しい姿としては、「見沼文化」の一つの 象徴である漆工芸のスペシャリストが相応しいとの意見が出されました。 今回のテーマとして「漆」が初登場しましたが、「漆」に関する基本的な知 識は当日も目から鱗の話を準備しておりますが、更に深い知識を吸収でき る機会も9/29(土)に用意しております【添付ファイル参照】。質疑も充 実した「漆」の専門的な研究会ですので、明治大学学術フロンティア事業 の地域連携事業の一環として是非ともご活用下さい。 また、パブリック・アーケオロジーにおける「映像考古学」研究も地域連携 事業として推進し、9/9(日)に予定されている 現地説明会を活用したく、お見逃しのないようにご予定下さい。 さて、前回の『「環状盛土遺構」研究の現段階―馬場小室山遺跡から 展望する縄文時代後晩期の集落と地域―』で採り上げた遺跡の学習 を通じ、「見沼文化」の後晩期遺跡の特徴が「木道による谷の高度 利用」から開始されていることも明らかになりました。馬場小室山 遺跡の形成を考える上で大いに参考としたいと思います。 このようにまだまだパブリック・アーケオロジーとして解明すべき課題は尽き ませんが、「研究の成長なくして、活用の展望なし!」という明確な 理念に基づき、馬場小室山遺跡の理解を深めるために作成しました テキスト『「環状盛土遺構」研究の現段階―馬場小室山遺跡から展望 する縄文時代後晩期の集落と地域―』の学習を進め、10/8のテーマ と対峙し、更に研究を進めていきたいと思います。 つきましては、第28回ワークショップを下記の通り開催しますので、ご案 内させて頂きます。参加ご希望の場合は資料などの都合があります ので、8/23(木)までに「さわらび通信」あるいは鈴木正博宛必ず ご連絡頂きたく、何卒よろしくお願いします。 ―記― 1.日時:2007年8月26日(日) 午前10:30〜17:00 2.場所:東大能研・三室教室(実行委員会事務局) 〒336−0911 phone:048−874−2572 <バス利用者>東浦和駅前のロータリに10:00集合で合流可。 ・東浦和駅より馬場折返場行きバスで7〜8分の「松ノ木」で下車、 戻って直交するセブンイレブンの通りを西へ約徒歩10分で三室 公民館、その先の谷を渡らずに台地へと直交・北進し、T字 路を左折し進むと右側に東大能研。「北宿通り」の出口直前。 <自家用車の場合>駐車場が無いので工夫が必要。 ★駐車場はバス通りの「北宿通り」西側JAの駐車場が利用可。 3.活動内容: (1)
第4回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」準備検討会 ・今回の「見沼文化」では縄文時代の土器つくりについてパブリック・ アーケオロジーの可能性を試行したいと思います。即ち、土器つくり を縄文時代の社会構造の中に位置づける試みとなりますので、 理解に必要な項目を検討します。 ・前回は2008年度までの構想も含めて概要を検討しましたが、今回 は「みぬまっぷ」No.4と「オムちゃん」が漆工芸スペシャリストとして 成長した姿を検討します。「見沼文化」では「沖塗り」を検討予定。 ・「市民交流型」の展示内容についての検討。 ★氷川女体神社関連資料の検討(昼休みに移動予定) ★島貫さん採集・保管の「第2遺跡」出土資料の分類。 ・「映像考古学」の検討(クリーンアップ大作戦などの映像について)。 (2)テキスト『「環状盛土遺構」研究の現段階―馬場小室山遺跡から展望 する縄文時代後晩期の集落と地域―』による学習会 ・下総台地の後晩期集落、並びに馬場小室山遺跡と「見沼文化」の 概要の把握と基本的な視座の確立を目指して作成したテキスト。 各地域における後晩期遺跡の多様性が伝わればと願っています。 次回のワークショップは9/9(日)に 現地説明会という公共の機会を活用し、「映像考古学」の可能性を拡大 する試みを展開します。 以 上 |
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