2007年08月05日受信メール
2007−8−吉日 HP管理者各位 (BCC:馬場小室山遺跡と「見沼文化」に関心のある各位) 「馬場小室山遺跡研究会」事務局 「馬場小室山遺跡研究会」第27回ワークショップ開催の件 暑中お見舞い申し上げます。 さて、いよいよ第4回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」が間近に迫 ってまいりました。今年は10月8日(祝)で計画を進めておりますが、これま でとは少々趣を変えたいと思っています。 それは毎年続けている「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」をどのよう にして成長させるか、言い換えると新しいコミュニティとして何が期待されて いるか、という問いかけに答えることです。 馬場小室山遺跡は縄文時代後晩期の研究対象としても、「見沼文化」 という地域文化としても正に国指定史跡級の代表的な遺跡であり、現在も 継続的に研究が進められています。今日の研究対象とはならないような 史跡が多い中で、馬場小室山遺跡は常に研究対象として新しい価値を 創造しており、その成果が活用の基盤となっています。 つまり、「研究の成長なくして、活用の展望なし!」という明確な理念に 基づき、官民等の差別無く誰もが自由に、学問の区別無くどのような視点 からも多様に、馬場小室山遺跡の重要性を勉強するとともに多種多様な 成果を享受し、後世に継承していきたいと思います。 そうすることによって、地域の方々との交流を通した知の総合化活動と 地域資源としての文化資産活用活動、即ち、地域におけるサイエンスと アートの調和がとれた総合的な「市民学」が形成されるに違いありません。 このように地味な活動ですが、継続的に学術及び芸術的な蓄積と深耕 を図りつつ、その成果を市民に公開し、共有する中から新たな持続可能性 を創造的に導出し、総合的な「市民学」を育むというパブリック・アーケオロ ジーの形態は、馬場小室山遺跡研究会の独自性でもあります。 つきましては今後とも関係各位にはご支援ご協力賜りたく、下記の通り、 第27回ワークショップを開催しますので、ご案内させて頂きます。 参加ご希望の場合は資料などの都合がありますので、8/8(水) までに「さわらび通信」あるいは鈴木正博宛必ずご連絡頂きたく、 何卒よろしくお願いします。 ―記― 1.日時:2007年8月11日(土) 午前10:30〜17:00 2.場所:尾間木公民館 講座室(AM)→2階会議室(PM) ★場所がいつもとは違いますので注意して下さい。 〒336-0923 Phone:048−873−4993 ★駐車場が狭いです。浦和越谷線の反対側が可能か? JR武蔵野線 東浦和駅より「浦和駅西口行き」バスで 約7分「尾間木支所前」下車。降りて通りの反対側建物。 プラザ・イーストへ行く途中となります。 3.活動内容: (1)
第4回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」準備検討会 ・7/22(日)の明治大学学術フロンティア「環境変遷しと人類活動に 関する学際的研究」基幹研究成果公開シンポジウム『縄文後晩期 の地域と社会I』で、「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」実行 委員会と地域連携を進めることになり、第2弾の実施計画検討。 尚、第1弾は7/7〜8/6まで井山紘文氏制作の馬場小室山遺 跡ジオラマを明治大学博物館特別展で展示。 ・馬場小室山遺跡を中核とした「見沼文化」の研究については、7/22 のシンポジウム予稿集にて2008年度までの構想も含めて中間報告 を記述。この中から「みぬまっぷ」No.4のテーマ検討。 ・「座学中心型」から「市民交流型」への転換についての検討。 ・「映像考古学」による音楽・美術などを含めた統合化と訴求力の高 品質化についての検討(クリーンアップ大作戦や土器の分類作業 など浅野光彦氏撮影映像について)。 (2)『「環状盛土遺構」研究の現段階―馬場小室山遺跡から展望する 縄文時代後晩期の集落と地域―』などの学習会 ・7/22のシンポジウム予稿集と当日のOHC資料解説は馬場小室山 遺跡と「見沼文化」について体系的かつ重点的に纏めた内容。 ・7/22は専門家向けの要約版でしたが、何回かに分けて勉強予定。 次回のワークショップは8/ 以 上 |
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