2007年04月26日受信メール

                                 2007−4−吉日

HP管理者各位

(BCC:馬場小室山遺跡と「見沼文化」に関心のある各位)

「馬場小室山遺跡研究会」事務局

  「馬場小室山遺跡研究会」第26回ワークショップ開催の件

 早いもので「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」も今年で第4回目を

迎えることになります。今回は10月8日(祝日)を予定していますが、黄金

週間を控え、いよいよ企画を具体的に検討しております。

 そこで、新年度の最初の心機一転イベントとして恒例となりました初心に

戻っての遺跡への感謝、並びに更なる活用を目指すために近隣の方々も

交えた遺跡の観察会(クリーアップ大作戦)を行いたいと思います。

 また話は戻りますが、年度末に縁がありまして茨城県考古学協会のシン

ポジウム『遺跡の底力―地域貢献と考古学―』に参加しました。三年前か

ら準備を進めていた総合的な取り組みが、3/3に一気に花開いたため、

ついてこられなかった方々も多かったのではないかとの印象もありますが、

県レベルの企画で考古学の社会性を見据えたシンポジウムとして意識の

高さが窺え、今後とも継続して考えていかねばならない重要なテーマだと

思います。その討論の場でも遺跡を中心とした新しいコミュニティ創造の

価値について話し合われました。身近で誰でも参画できる学習の場として、

遺跡の清掃活動に注目しています。だれにでも楽しく、いかに充実した活

動にするか、が考古学に期待されているのだと思います。

 結論としては「研究の成長なくして、活用の展望なし!」ということです。

 このように地味な活動ですが、事務局が中心となり、継続的に学問的な

蓄積と深耕を図りつつ、その成果を市民に公開し、共有する中から新たな

持続可能性を創造的に導出し、総合的な「市民学」を育むというパブリッ

ク・アーケオロジーの形態は、馬場小室山遺跡研究会の独自性でもありま

すので、今後とも関係各位にはご支援ご協力賜りたく、下記の通り、遺跡

への感謝を込めつつ、第26回ワークショップを設定しましたので、ご案内

させて頂きます。

 参加ご希望の場合は資料などの都合がありますので、5/1(火)

までに「さわらび通信」あるいは鈴木正博宛必ずご連絡頂きたく、

何卒よろしくお願いします。



―記―

1.集合日時:2007年5月4日(金・祝日) 午前10:30

2.集合場所:三室中学校バス停周辺

     JR武蔵野線 東浦和駅より「馬場折返場行き」バスで

     北へ約10分「三室中学校」下車

3.活動内容

(1) 第3回馬場小室山遺跡クリーンアップ大作戦(10:30〜12:00予定)

            【遺跡の見学と「何でも質問コーナー」同時開催】


    ・さいたま市文化財保護課からは立ち入り許可を得ています。

    ・清掃活動に相応しい服装等や安全用具は各自でご準備下さい。

     足元の安全第一を考え、雨天中止(小雨決行)です。

    ・史跡の現状を認識し、遺跡の活用に想いをはせたいと思います。

(2)【午後も参加自由】井山紘文展の鑑賞と市民フォーラム打ち合わせ

    ・集合場所:クラフト&ギャラリー『風画』Phone:048-625-0521


    さいたま市西区内野本郷971−6【地図は当日配布

    <交通>JR高崎線 宮原駅西口より徒歩30分あるいは

          指扇駅行バス内野本郷バス停下車、徒歩5分

    ・縄文時代の色彩である「辰砂」「弁柄」「油煙墨」にて制作     

                           以 上
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