2006年7月9日受信メール

                   2006−7−吉日

馬場小室山遺跡と「見沼文化」に関心のある各位

「馬場小室山遺跡研究会」事務局

 

  「馬場小室山遺跡研究会」第22回ワークショップ開催の件

 

第3回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」を10/15(日)に控え、

いよいよ準備も佳境に入りつつあります。

昨日届きました埼玉考古学会の「第39回遺跡発掘調査報告会」

(7/23(日) 於:国立女性教育会館(ヌエック):嵐山史跡の博物館隣)

案内によれば、そこで馬場小室山遺跡の報告が行われますので、ようやく

埼玉県下の自治体考古学関係者にも馬場小室山遺跡の重要性が伝わる

ものと期待しています。

5/4(祝)には恒例となった「クリーンナップ大作戦」を十数名の初めて

参加された地元の方々にお手伝い頂きました。そこでは筍採りに夢中にな

った子供達の笑顔を忘れることができません。先史時代の遺跡は本来、

今日的な自然環境と同化していますので、遺跡の保護は自然の保存その

ものとして優先的に進めるべき持続可能な街づくり施策であると思います。

また、5/28(日)には馬場小室山遺跡研究会に与えられた「明治大学

大久保忠和考古学振興基金2005年度奨励研究」の成果を日本考古学

協会第72回総会にて発表しました。

6月にはパブリック・アーケオロジーの多様な形態を模索するため、「さわ

らび通信」の八千代市民と埋蔵文化財担当者との連繋活動に学ぶことに

しました。そこでは失敗を恐れない気迫をもつ意識改革こそが市民を牽引

する原動力であると再確認することができました。

馬場小室山遺跡とパブリック・アーケオロジーは一体の関係にあります。

文化遺産の危機を救うという市民活動が考古学を支えている現状を鑑み

るならば、考古学が市民に理解される第一歩は遺跡・遺物の日常公開と

創意活用に他ならないと思います。

そこで馬場小室山遺跡について考える機会を下記の通り設定しました

ので、ご案内させて頂きます。

参加ご希望の場合は準備などの都合がありますので、7/12

(水)までに「さわらび通信」か鈴木正博宛ご連絡頂きたく、何卒

よろしくお願いします。

 

―記―

1.開催の案内:

1−1.集合日時:2006年7月16日(日)

 午前10:30厳守

1−2.集合場所:小室神社入り口周辺

1−3.ワークショップ概要

      【午前】馬場小室山遺跡の勇姿確認

      【午後】三室公民館にて今後の活動や勉強会

     ◎午前午後のいずれかでも大歓迎です。

 

1−4.当日の活動内容

(1)【馬場小室山遺跡の勇姿確認10時30分スタート 

さいたま市指定文化財史跡馬場小室山遺跡の下草

          が刈られ、安全配慮の管理がスタートしたようです。

   ★見通しが良くなり50mの中央窪地と「1号土塚」の規模に圧巻!

(2)【三室公民館にて】:13時30分スタート

会場:三室公民館 2F和室  さいたま市緑区三室1946-5

(和室は10時から予約済)phone048-873-2594
三室公民館は東浦和駅より馬場折返場行きバスで「松ノ木」

下車、北宿通りに向かって西へ徒歩10分(文殊寺の隣です!)。
@午前中歩きましたので和室でゆっくりと昼食

(近所にセブンイレブンあり)

A第3回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」について

・パブリック・アーケオロジ推進についての自由討議

    B馬場小室山遺跡入門講座

  ◎日本考古学協会第72回総会発表内容の詳細版解説

     ・大宮台地における縄文時代晩期の集落解明には

どのような研究視点が必要か?

    <必携資料>(お持ちでない方には差し上げます)

        ・第2回「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」資料

        ・馬場小室山遺跡再生プロジェクト 研究成果公開報告書       

                             以 上

 

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