2005年6月27日、送られてきた鈴木正博さんからのメールです。

 

                     2005−6−吉日

馬場小室山遺跡の重要性に関心のある各位

「馬場小室山遺跡研究会」事務局

 

  「馬場小室山研究会」第7回ワークショップ開催の件

 

 掲記の件、日程につきましては「さわらび通信」HP管理者殿

からの事前連絡(【P.S.】参照)の通り実施しますので、下記にて

ワークショップの内容をご案内します。

 

参加連絡につきましては、準備などの都合もありますので、

6/30(木)まで

にお願いします。

 

尚、馬場小室山遺跡の重要性を学習し、文化遺産としての継承を

市民運動として展開する、「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム

実行委員会が緑区住民を中心として立ち上がり、塩漬けの土地から

地域の文化資源として見直す活動を開始しましたので、【P.S.】

を是非ともご参照頂きます様お願いします。

 

―記―

 

1.開催の案内:集合の詳細・連絡先は【P.S.】参照

1−1.集合日時:2005年7月3日(日) 13:00厳守

1−2.集合場所:三室公民館講座室

1−3.当日の活動内容:

(1)考古学実習入門(3)

馬場小室山遺跡および「残存埋蔵文化財」を移動した第2遺跡

の資料を整理します。

注記用の小筆については、前回同様に借用したく。

 

(2)「馬場小室山遺跡の研究

他の遺跡やこれまでの研究も参考にしながら、色々な考え方を

データの実証性に基づいて体系化していきます。

質疑は無礼講の随時とし、談話形式で進めます。

<メイン・テーマ>

  @所謂「環状盛土遺構」研究の現状と馬場小室山遺跡

研究からの新たなる視点

6/25(土)に茨城県考古学協会第27回研究発表会

で発表した内容を今回と次回に分けて分かり易く解説

します。

 

★第1回から第6回までの配布資料(含小室山セミナー)必携

レジュメの「グランド・デザイン」は研究の進展に伴い毎回改善

されていきます!

 

(3)5分間は初心に戻る「『大森貝塚』に学ぶ」(第6回)

@第4回の続き(前回時間の関係で次回回しにしたため)

Aモースが導入した先史学の方法(2)

  ★岩波文庫『大森貝塚』は、今回特に読み込みの上、持参のこと。

文系と理系の読み方の違いがどのように違うのか、具体的に分かり

易く解説します。

 

◎終了後には東浦和駅の周辺で事務局会議を兼ねた懇親会が恒例と

 なっておりますので、併せてご案内します。

 

2.【「馬場小室山遺跡研究会」の趣旨】
   馬場小室山遺跡の学術上の重要性を多くの方々に知って頂くため、そしてその重要性を

持続させるためにより客観化し記録する努力を行うべく、「馬場小室山遺跡研究会」を

立ち上げ、2004年12月26日の第1回ワークショップから実質的に活動を継続して

います。

具体的には、馬場小室山遺跡の成立と展開を、皆さんと考古学し、理解を深めて

いきますが、考える際に考古学の基礎として必要なデータを、考古学の専門性から

スクリーニングした上で提示します。

研究会としてのゴール、つまり、どのようなデータで何を考えていくか、を示した全体系が、

ワークショップのレジュメとして改良が加えられ、現在でも体系化の方向で進化しつつ

あります、「グランドデザイン」です。

一歩ずつ着実に解明の糸口を掴み、体系的に解きほぐしていきます。

 

尚、本活動につきましては、2004年10月7日にさいたま市教育委員会文化財保護課長

に対し、「学術ボランティア」による支援として立ち上げるのでご協力頂きたい旨、文書と共

にご説明済みです。2005年度からは体制が新たになったようですので、市民の信頼と地域

社会に貢献する文化財保護行政を望みつつ、本研究会も当初の予定通り、「市民フォー

ラム」の準備会として位置付けることができました。

以 上

P.S.】ここからの文書は、さわらび通信から関係各位に事前配信済み。

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馬場小室山遺跡に心を寄せる皆様へ

 お元気でいらっしゃいますか。
 7月3日(日)の馬場小室山遺跡研究会第7回ワークショップ 

のご案内です。
次のサイトでは地図などもリンクしてありますので、ご参考に

してください。
http://homepage1.nifty.com/sawarabi/bannbaomuroyama/05.01.03osirase.htm

 添付ファイルは、プリント用版下です。
 ネット環境にないお友達やお仲間にプリントしてお渡しいただ

ければ幸いです。
なお、出欠につきましては、このメールにご返信ください。
では、また。お会いすることを楽しみにしております。
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7月3日(日)
 馬場小室山遺跡研究会第7回ワークショップ 
      救出土器片の整理と勉強会の開催のお知らせ
さいたま市の馬場小室山遺跡は、縄文早期から続く貴重な縄文

遺跡で、特に縄文時代後晩期のムラの姿を髣髴させる「環状盛土

遺構」の姿と、二十年前からの32次の発掘調査で得られた考古

学上の成果から、「縄文文化の正倉院」として注目されてきた遺跡

です。
「縄文の森を守れ」という地元住民の署名運動の声も届かず、

2004年秋、緊急調査に際して未調査の遺構を残して調査が終了する

という前代未聞の経過に、遺跡に心寄せる市民・考古学研究者が

ともに、現地見学や勉強会、工事現場での土器などの文化財の救出

を続け、2005年にはさいたま市指定文化財史跡となりました。
今回の「考古学実習入門」では、いよいよ前回までに水洗いした

土器片などの遺物への注記の続きと、全体の分類・整理を皆さん

の手でおこないます。
縄文土器に触れるのは初めてという市民・学生・お子様、また

指導をお願いできる考古学研究者・埋蔵文化財のお仕事の経験

のある方々のボランティア参加をよろしくお願いいたします。
また、鈴木正博氏からは『所謂「環状盛土遺構」の実態』を

テーマに、6月25日の茨城県考古学協会での発表内容をより

詳細に講演していただくほか、恒例となった

「『大森貝塚』を読む」

も行います。
「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」実行委員会事務局より

の趣意書の公開、委員会への参加呼びかけなどもご期待ください。
           
 時間:午後1時〜5時 
 場所:三室公民館講座室 さいたま市緑区三室1946-5

  tel 048-873-2594
東浦和駅より1229分発の馬場折返場行きバスで「松ノ木」下車

徒歩7
北浦和駅東口バスターミナル1235分発の市立病院行バスで

JA埼玉三室前」下車徒歩7分

・テキストとして、岩波文庫E.Sモース著『大森貝塚』を、また

初めての方以外は前回までの資料をご持参下さい。
・参加される方は、資料などの準備の都合がありますので、6月30

日までに蕨または、鈴木正博氏までご連絡ください。
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「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」実行委員会 始動!
第2回事務局ミーティングのお知らせ

 馬場小室山遺跡の調査が終了した2004年9月30日から一周年

10月1〜2日に、「馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム」を、

さいたま市緑区プラザイーストで開催します。
そのための実行委員会が

     大田尭委員長、阿部芳郎副委員長

のもと、6月12日発足、始動しました。

 この間、遺跡と出会い、行動し、学んだ成果と、これからの

さいたま市の過去・現在・未来を繋ぐ歴史的文化資源の活用を

提案していきます。
実行委員会の事務局活動に、あなたもどうぞご参加ください。

 日時:7月3日()午前10時半〜12

    場所:東大能研三室教室 

東浦和駅より959分発の馬場折返場行きバスで「松ノ木」

下車、馬場小室山遺跡を視察して会場へ向かいます。
または、北浦和駅東口バスターミナルより市立病院行バスで

JA埼玉三室前」下車徒歩1

 

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