2004年12月19日、送られてきた鈴木正博さんからのメールです。

【馬場小室山遺跡「プロジェクトZero」本格始動】

 

 

日本考古学協会会長 → 埋蔵文化財保護対策委員会委員長 → 委員 各位
CC:さいたま市議会議員 岡まち子様、高柳としや様、とりうみ敏行様(メール代理鈴木豊様)
CC:埼玉県教育委員会 教育局文化財保護課様
CC:学術ボランティア各代表発起人(含ボランティアHP管理者) 各位
BCC:有識者 各位
 
 さいたま市在住の日本考古学協会会員 鈴木正博です。
 
 先般、さいたま市議会の平成16年度12月定例会一般質問において、
馬場小室山遺跡が問題になったことについて概要を速報しました
その折の教育長答弁は、無能な担当が作成した作文を棒読みしている
ような印象でした。
 
 恐らく、答弁を聴く限り、教育長は馬場小室山遺跡の現状も旧浦和市
時代の埋蔵文化財保護活動も知らない様子でした。
 担当の勝手な言い分のみを鵜呑みにされてしまうと、さいたま市民としては
行政への不信感のみが募るだけですので、よりよき市民としての正義感が
要請されているように今正に判断しました。
 
 そこで、馬場小室山遺跡の問題については保存に向けての倫理と破壊の
真相解明を果たすべく、既に「プロジェクトZero」については方針をご報告して
おりますが、それに従い、別添ファイルの通り、教育長宛の要望書を作成し、
先程FAXしましたので、ご承知おき頂きたく。
 
 さいたま市教委が馬場小室山遺跡の現状に対して何ら反省することなく、
これ以上市民(含市議会議員)を騙し続けるような文化財保護行政等は
ありようはずも無く、今回の発掘調査に至る不透明な全経緯の情報公開
を要求し、小生の方で文化財保護にかかわる業務監査を、確認調査から
調査見積りに至る調査体制の適正化という観点で、行うことも要望しました。
 
 恐らくさいたま市教委は特定の事業者に対して不当な見積りを指導した
結果、調査未了という不祥事を招いたものと思われます。
 
 さいたま市議会において教育長が誠意ある答弁を行える唯一の機会に、
文化財保護の理念と現実を無視した答弁を作成した担当の罪が如何に
重いものであるかを、日本考古学協会員の立場から、今後理解させる必要
がありますので、何卒よろしくご支援ご協力賜りたい。
                                      以 上

添付ファイル

2004年12月19日 馬場小室山遺跡の破壊に関わる「行政の責任」の件(要望書)

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