2004年12月13日、送られてきた鈴木正博さんからのメールの一部です。

【馬場小室山遺跡のその後】

 

 

日本考古学協会会長 → 埋蔵文化財保護対策委員会委員長 → 委員 各位

(CC)学術ボランティア各代表発起人 および ボランティアHP管理者

(BCC)有識者 各位

 

  本日(12/13(月))、さいたま市議会にて馬場小室山遺跡の問題が

 一般質問にて取り上げられました。

 

  これも日本考古学協会埋蔵文化財保護対策委員会からの要望書の重み

 と感謝しております。

 

  市議会に諮られる前には、文化財保護課の担当が、例えば日本共産党の

 市議団の視察に対して、馬場小室山遺跡の説明の際に、このような遺跡は

 どこにでもあるような説明をしていたので、小生の所に確認に見えるなど、

 日本考古学協会員には有るまじき対応を、一般市民や議員に対して行って

 いたようですが、少なくとも今回の教育長の回答には多少の反省が見られる

 ようです。

 

  しかし、教育長はまだ文化財保護課に騙されており、馬場小室山遺跡の調査

 は終了したものと言いくるめられております。終了したのは調査期間であり、

 調査そのものが終了していないことは、小生が9/30に文化財保護課に対して

 レポートしておりますし、情報公開しております。

 

  結論としては、現実に目を瞑ってくれれば、遺跡は史跡にしてやるという条件闘争

 になっています。これはおかしい話で、史跡になるような遺跡であれば、当然のように

 現実の破壊行為には目を瞑ることは出来ない話です。

 

  教育長の答弁は詭弁としか思えないような内容ですので、これ以上は馬鹿馬鹿しくて

 コメントする気になれませんが、添付ファイルにて概要を速報し、誤解がないように

 敢えて<鈴木のコメント>を一言追加しておきました。

 

以上、今後は「行政の責任」を全うして頂くように、文化財保護課籍の日本考古学協会員

に文化財保護の実践を促していく所存ですので、何卒よろしくご支援ご協力頂きたい。


添付ファイル

2004年12月13日 さいたま市議会における馬場小室山遺跡の保存の件(速報)

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