2004年11月04日夜、送られてきた鈴木正博さんからのメールです。

【馬場小室山工事への注意および指導事項】

 

日本考古学協会会長→埋蔵文化財保護対策委員会委員長→委員各位
CC:学術ボランティア各代表発起人 各位
CC:埼玉県教育委員会 教育局文化財保護課 様
CC:さいたま市議会議員 高柳としや 様、岡まち子 様
BCC:有識者各位
 
   さいたま市在住の日本考古学協会会員、鈴木正博です。
 
   10/31付で11/2回答期限の要望書を市教委に提出しましたが、
  期限遵守で回答が届きました。
   業務多忙と思われ、具体的な回答になっておりませんでしたが、それは
  反面調査を行えば良いことですので、現地で確認してきました。
   学術ボランティア5名で対応した結果、現地での監督者(現場監督者)と
  情報交換が可能となり、その結果、保存対策の選択肢が増え、添付ファイルの通り、
  市教委に対する要望書を作成し、先ほどFAXしましたので報告します。
 
   さて、さいたま市文化財保護課長が指示した「必要な事項」が効力を発揮
  するには事業者の協力を得て推進する必要があります。
   そこで日本考古学協会殿には、市教委をバックアップする意味でも事業者に
  対して効果のある要望書を発状頂きたく、よろしくお願いします。
 
   尚、現地の造成工事の概要は、斜面を雛壇に工事し、真ん中に「コ」の字に道を造成し、
  道を挟んで両側に戸建を4列造成するものです。現場監督者の口頭説明ですので
  詳細は不明ですが、「盛土遺構」の頂部である「残存埋蔵文化財」については、工法次第
  では、破壊を最小限にとどめることが可能なように思います。
 
以上、今後は市教委と事業者に遺蹟の重要性をご理解頂く必要がありますので、一層のご支援
ご協力を何卒よろしくお願いします。
 
 
上記メール添付ファイル 日付
馬場小室山遺跡の工事に関する指示の件(要望書) 2004年11月04日

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