2004月17日

さいたま市教育委員会 文化財保護課長 様

日本考古学協会会員

鈴木 正博

馬場小室山遺跡の発掘調査に関する支援体制

 

   今回の緊急対応に向け、馬場小室山遺跡発掘調査の記録保存をより実りあるものとするため、

9/16付要望書でご理解頂いたとおり、柳田博之・さいたま市遺跡調査会主任調査員を支援する

ボランティア体制を下記の通り、結成しますので、ご承知置き頂きたく。

  尚、今回は緊急事態でもあり、山場である9/18・19の2日間に有識者に集結頂き、

調査マネジメントの高度化と効率化を図ると共に、研究者に対する情報公開を進めて参ります。

 

− 記 −

 

 1.発掘調査ボランティアの目的

    本邦初となる「多層位住居盛土遺構」解明調査の知的肉体的支援

 

 2.発掘調査ボランティア・リーダの資格

    リーダの資格は以下のいづれかに優れているものとする。

    (1)縄文時代後晩期集落遺跡発掘調査経験者

    (2)「盛土遺構」発掘調査経験者

 

 3.発掘調査戦術会議の開催

    9/18(土)に柳田主任調査員をトップとして、発掘調査ボランティア・リーダが

    発掘調査戦術を検討し、トップの承認を受け、即時実行する。

 

 4.発掘調査ボランティアの役割

    柳田主任調査員をトップとして以下の通り組織し、支援する。

    問題が発生した場合には、鈴木正博が柳田主任調査員を補佐する。

 

   (1)柳田主任調査員への現場ノウハウ補佐班

       ボランティア・リーダ:江原 英(寺野東遺跡発掘調査担当者)

 

   (2)「環状盛土遺構」生成プロセス解明支援班

       ボランティア・リーダ:阿部 芳郎(明治大学考古学研究室:学生引率)  

 

   (3)住居址など施設調査効率化班

       ボランティア・リーダ:笹森 健一(高井東遺跡発掘調査担当者)

以 上

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