花見川水系の歴史的景観


大久保城 より馬加城・武石城方面を見る
 −千葉市花見川区浪花町・幕張町・武石町−


 

  遠景・大久保城主郭(推定地)より

武石真蔵院 愛宕山古墳 大久保城へ 物見(櫓台)へ

 

 

 

 千葉市花見川区浪花字大久保。

 大久保城(推定)中心部分よりの景観。なかなかの眺めである。撮影していたら、花見川の改修前から住んでいるという地元の人が声をかけてきた。その人によると、幕張新都心のビルが建設される前は、富士山はもちろん、羽田空港も見えたという。幕張新都心はいうまでもないが、ごく最近の埋立地であり、かつては海であり、魚が泳いでいたところだ。海岸線は写真左端の樹木が生えている近くにあった。大久保城(推定)が眼下の花見川、検見川湊(写真外左)、さらに検見川・幕張沖、海岸沿いを通る房総往還を監視できる位置に立地することがわかる。なお大久保城物見(櫓台)からこちらへの眺めはここで。)

 

愛宕山古墳

 武石台地下にある真蔵院三会寺(写真「武石城」の文字の「武」の下付近)にある板碑は、もともとここにあったが、宝暦3年(1753年)に真蔵院内に移されたという。愛宕山にはあわせて7基の板碑があったという。

●遠塚馬加貝塚

 標高7mに位置する。現状はほとんど住宅地。シオフキ、ハマグリなど。遺跡地図は土師の貝塚とするが、吉野健一1999(園生貝塚研究会)は、近世の貝塚と推定する。

 

大久保城 −花見川水系の景観−へ

 

千葉西部の歴史的景観 ―花見川水系の城郭群

 

タイトル 撮影地点(小字・旧地名) 撮影地点位置 撮影方向 主要対象
大久保城 花見川・浪花橋 花見川左岸 大久保城跡、物見、花見川
大久保物見(櫓台) 花見川河口 花見川左岸 大久保城物見、花見川
殿山城 字中谷 花見川左岸 殿山城
大久保城より馬加城・武石城方面を見る(ここ) 花見川・浪花(字大久保・大久保城推定地 花見川左岸 西 大久保城物見、馬加城、武石城、三代王神社、幕張新都心

 

1/25,000地形図:

千葉西部(北東)

国土地理院の試験運用ページ。地形図閲覧システムの利用規定に注意。閲覧以外の利用はできません。大久保城は「浪花町」の文字の左付近。その物見の位置は北緯35度39分31秒,東経140度3分49秒。殿山城は「東京大学総合運動場」の北。武石城は「武石一丁目」の「武」の字付近。

 

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