2006年1月28日受信メール
BCC各位
掲記の件、添付ファイルのとおり実施しますので、
ご案内させて頂きます。
ご承知のとおり、所謂「環状盛土遺構」の研究に
つきましては、大方が戦前の貝塚研究レベルにあり、
集落論としての問題点が埋蔵文化財行政の中に
浸透しているとは思えません。
その意味では今後の課題とすべき重要な研究領域
ですが、発掘調査技術がそこまで及んでいません。
このままでは済し崩し的に晩期集落が破壊されて
いきますので、極めて重要な考古学上の理念及び方法
的問題だと認識しています。
そこで、第2回では馬場小室山遺跡の調査に関わった
方々の貴重な経験を市民や研究者の区別なく、パブリック
に共通認識する場と致しました。
皆様のご研究の一助、あるいは埋蔵文化財の保護に
関わる留意事項のご参考になり、そして「学術ボランティア」
の活動が日本におけるパブリック・アーケオロジーの実践的
模索となれば、幸いです。
以上、年度末事業のご多忙の折ではありますが、何卒よろしく
お願いします。
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